【POP39枚目】アメイジング グレイスのはずが「アンダーザローズ 船戸明里」
お題「#おうち時間」
繰り返し訪れる映画ブームが到来中。
映画は1本みるとガッツリ疲れますが、たまに見るとやっぱり面白いなーと思います。今は時間があるので、一度は観たい名作を観ようかな思ってます。
で、昨日はこれを観ました。
アメイジング・グレイス(2018)
内容は、18世紀イギリスで奴隷貿易撤廃に命を燃やす議会議員の話。あの有名なアメイジンググレイスの誕生の秘話も語られます。
感想としては、アメイジンググレイスの誕生秘話というよりも、悪習を撤廃させる為に、まさに命をかけて奮闘する青年たちの話でした。半分は回想で語られます。最初に出てくる主人公と回想シーンの主人公ではどれだけ苦労したのかと思わせるげっそり感が印象的でした。
出た!万能薬アヘンチンキと思いながら、胃の痛みに悶え苦しみ、不眠に悩まされる主人公を応援していました。
英国、アヘンチンキつながりで、こちら。
「Under The Rose 船戸明里」全10巻 (連載中) スピカ
<19世紀英国、没落公爵家の娘グレースは愛人のロウランド伯爵家で謎の死を遂げた。彼女の息子ライナスとロレンスは実父のロウランド伯爵に引き取られることに。ライナスはグレースの死にロウランド家の人々が関わっていると疑念を抱き、真相究明のため動き出す。>
いつの間にか主人公がすり替わってる話
。
初めはバイオレンスでとっつきにくくツンケン坊ちゃんのライナスにイライラしますが、いつの間にかライナスの魅力に嵌っていました。
ところがどっこい。
その後フェードアウトし、兄弟の中でも1番の影薄キャラにになってしまいます。2巻以降は美しすぎる家庭教師ブレナン先生が主人公になります。
その美しさのあまり家庭内不破の原因になりかねないとされ、優秀であるのに雇い主が決まらない。そんなブレナン先生の孤高奮闘する話です。
1巻は冬の物語
2巻〜春の讃歌
ライナスよ、カムバック。
ところで気になるのは、1巻発売が2013年2月、10巻発売が2017年12月。
まだ春を終えずにいますが、秋にたどり着くまでに後何年のかかるのかしら?笑
ちなみに、登場人物の平均年齢に対してドロドロ具合は粘度高めの作品です。
話を戻して、アメイジンググレイス。
主役はヨアン・グリフィズというイギリスの俳優さんです。
しかし観ているうちに、V6の岡田くんにしか見えなくなる。馬に乗ってるシーンなんて。。。。そりゃあ、もう。