【POP1枚目】初心に戻ろう!「どうにもこうにも 日下直子」
本日は、何かの受験日でしょうか?
朝の駅は、
待ち合わせの高校生(中学生?)や予備校(塾?)の先生方であふれていました。
春が近いです。
そんな中で思い出すのが、元上司の言葉。
“会社員にとって4月1日は、お正月よりもめでたい心意一転の日。
できれば新しいスーツですがすがしく迎えたい。
それが出来なければ、クリーニングから戻ってきたもので出社すべし。“
社会人は学生と違い、毎年度必ず何か変わるわけではないですよね。
3月31日と4月1日も同じ一日。
(営業だった時は、大いに違いましたが・・・汗)
わたしは湧き上がる心機一転なこころを持ち合わせていなかったため、
3月~4月は振り返りの時期にしています。
「自分は何がしたかったのか」、「自分の幸せって何だろう」と考えます。
(大したことを考えているわけではないです。笑)
そんな振り返りの春に向かって読みたい2作品を紹介!
(春になってからだと出遅れ感・・・)
①「どうにもこうにも 日下直子」全3巻 (マッグガーデンコミックス EDENシリーズ)
<人生どん底からの復活を目指す、漫画家再生物語。
書いても書いても没ばかり、鳴かず飛ばずの漫画家、江藤まお。
ささいなことがきっかけで、専門学校でマンガの書き方を教えることに。教えることの楽しさに気が付く一方、生徒たちの豊かな発想力と成長の早さを目の当たりに漫画家として自信を失いかけていた。
そんな中、同僚の講師、氷山に励まされ再び、漫画と向き合い始める。>
②「大正ガールズエクスプレス 日下直子」全6巻(KC KISS)
<大正時代を舞台に2人の女の子が出会い、新聞を創る!
千世は女学校に通い、その中でも優秀な存在。一方で女性は家庭に入るべきという風潮に疑問に抱き、どうにか現状打破できないだろうかと日々思っていた。ある日、屋根裏に住まうよし子と出会い千世は自分の夢を実現しようとする・・。>
日下直子作品はテンポの良さとギャグセンスが秀逸。
だからと言ってギャグだけではなく、
作者が書きたいことはよく伝わってきます。
夢を携える登場人物と心の動きにつられ、あっという間に読み終わります。
笑いあり、染みる言葉あり、笑いあり、たまにキュン。
巻数もお手頃なので、ぜひあらすじに惹かれ方はお試しを♪
初心に戻ろう!情熱を取り戻そう!初春に読みたい2作品です。