【POP17枚目】語感と視線「九龍ジェネリックロマンス 眉月じゅん」
本日も雑談なしで開始。
「恋は雨上がりのように 眉月じゅん」全10巻 ビッグスピリッツ
＜恋と青春の物語。
橘あきら、17歳。クールな彼女が、胸に秘めた恋。
その相手はバイト先のファミレス店長。
ちょっと寝ぐせがついてて、たまにチャックが開いてて、後頭部には10円はげのある冴えないおじさん。
青春の交差点で立ちどまったままの彼女と、人生の折り返し点に差し掛かった彼が織りなす。＞
アニメ化してた作品ですね。
最近流行りのおやじイズム。
と見せかけて、全然おやじイズムではない作品。
掲載誌的にはおやじ目線の話か。おやじ加減がリアリティズム。
あきらが主人公のはずですが、心情が見えにくく本当に主人公なのか？！って感じ。
心情のト書きがない分、背景のみのコマや視線などで語る感じ。
そのため、なんとなしに香るノスタルジック感。
ええ感じに終わったなと思っていると、
新作はほんまもんのノスタルジックな作品。
「九龍ジェネリックロマンス 眉月じゅん」全１巻（連載中）ヤングジャンプ
＜ここは東洋の魔窟、九龍城砦。
ノスタルジーあふれる人々が暮らし、街並みに過去・現在・未来が交差するディストピア。
働く30代の男女の非日常で贈る日常とひそかな想いと関係性を鮮やかに描きだす理想的なラブロマンスをあなたに＞
はじまり過ぎて伏線や世界観が不明瞭ですが、
間違いなくノスタルジックな雰囲気。
そもそも九龍城砦って？城内なのか？
勝手な解釈では、
2×××年、地球のどこかの国。
資源の枯渇や地球温暖化、人口爆発などにより地球での生活に限界が。
人間はジェネラテといわれる地球の模造品を作り移民を計画中。（実行中）
残された地球の人々は、故郷への離れがたさに、
ノスタルジックな街づくりと生活を営んでいる。
的な的な。
今回も心情のト書きがないため、
登場人物が何を考えているのかが分かりにくい。
今度は男性の方が分かりにくい。
とりあえず、謎が多すぎて予想もできない状態で続きが気になる作品です。
どうなっていくのかね？
語感と視線
