【小休止】啓発本を30冊ほど読んでみた
表題の通りです。
昔から読書が好きだったのですが、もっぱら小説。
それ以外は読みませんでした。
そもそも自己啓発本は読んでも意味はなく、自己満足的な面が強いと思います。
実際に行動に移らねば意味がない、
それならば自分の世界が広がる小説の方が一石二鳥で割りがいいと思っていました。
そんな認識ではありましたが、
仕事の関係で本を読むため、さすがに小説では不味かろうと、
家にあった自己啓発本を手当たり次第に読んでみました。
せっかくなのでBEST3を紹介します。
【No3】「100%好かれる1%の習慣」 松澤萬紀
おすすめPOINT<今すぐ実行に移せる>
内容はマナー講師である松澤さんが、
マナー研修で紹介している内容をまとめたものです。
繰り返しになりますが、啓発本は実行に移さなければ自己満足というのが、
私の認識です。その点、この本に記載されている内容は今すぐ実行が可能です。
誰にでもできるのに、一部の人しかしないこと。それが、1%の習慣として紹介されています。
Ex1、NGワード「でも、だって、どうせ、できない」を使わない
Ex2、謝罪は2回以上、お礼は4回(お誘いを受けた時、その時、直後、後日)
仕事でもプライベートでも好かれて困ることは無いので、
一読の価値があると思います。読みやすいのですぐ読める点でもお勧めです。
自己啓発書としては初心者向き。
【No2】「営業の魔法」 中村信仁
おすすめPOINT<自分の仕事が好きになる(かもしれない)>
単純に自分の悩みに寄り添った内容だった点が、お勧めしたい理由です(笑)
内容はメーカーに営業の新入社員として入社した主人公が営業の先生から“営業のテクニックを学ぶ”ストーリーです。
“営業としてのマインド”や“準備の仕方”などから始まり、 “二者択一話法”“イエスバット話法“など具体的な話法まで、15センテンスに分かれて記されています。
自己啓発本ですが、ストーリー仕立てになっており読みやすいです。
2時間あれば読破可能。
私は営業をしていて「怖い」と思っていました。
地雷を踏むことを怖いと思っていました。
でも読んでいたら、どっちが自分が地雷なのではないかと思いました。
そりゃ地雷除去されるわ。
「どーーーーーーしても足が動かないとき」や
「どーーーーーーしても帰社できないとき」がありました。
その様な仲間はいらっしゃるのではないかと。
これを読んでもすぐに成績が上がるわけではないです。
それでも営業が少しだけ好きになる可能性はあります。
私は前向きになれたため、お困りの方はとりあえず読んで欲しい1冊です。
【No1】「嫌われる勇気」岸見一郎
おすすめPOINT<劣等感や生きにくさを解消します>
内容は心理学の三大巨頭の一人であるアドラーの心理学に関してです。
「人は変れる、世界はシンプルである、誰もが幸福になれる」という理想論に関して意義を唱える青年と哲人が問答を通じてアドラーの心理学について学びます。
問答を通じて青年は、前提を守れば好きに生きてもいいのだという自由を手にします。
こちらで出てくる青年は分かりやすく、頭でっかちで、ひねくれていて、劣等感の塊のようなタイプです。読んでて嫌な奴。
でもどこか自分に似ている点があり、心に刺さります。
この本は優しさと厳しさが二分して書かれています。優しさだけ拾うとか、厳しさだけ拾うことがないようにしましょう。
哲学本なので、私には1回では理解できなかったです。
とりあえず1回目では、以下3点を心に刻みました。
①人と横の関係を結びたいとき、ほめるのではなく感謝を伝えることを始める。
②今の自分は自分の選択によって得てきたものであると受け入れること。
③すべての行動が原因があると後ろを見るのではなく、すべての行動には目的もあると前を見ること。
こちらの本の持ち主は、
刺さらなかったようですが、私には大当たりだった作品です。
あなたにも一度読んでみて欲しいなと思いました。
ちなみに本当に理解できなかったため、メモを書きながら読みました。(笑)
読みにくかったら、メモしながら進めると読みやすくなりましたよ~
以上、BEST3でした!
何を基準に選んでいるんだという感じではありますが、
個人的に面白かった本の紹介です。
他にも速読法、論理的思考、ビジネスマナー、メモ的魔法などなど読みました。
そのうえで読みやすく、興味をもって実行に移せるものを選定しております。
次は何にしようかね?