【POP35枚目】緑の成長で時が経つのを知る「私の少年 高野ひと深」
お題「#おうち時間」
以前、白鳥花を育ててるとお伝えしましたが、併せて豆苗も育ててます。(一週間くらいですけど…
家の中閉じこもっていると、時間の流れが早く感じて、昨日と今日の差がなくなってるような気がします。
気がついたら4月終わりそうでした。
GWなんかすぐそこやないですか。
ブログも久々になってしまいました。
そんな私の毎日を横目に、緑の民達はスクスクと成長しており眩しいです。
豆苗なんて少しでも太陽に向かおうと、窓方向に進んでいます。いやいやいや、収穫し難いわ。
豆苗に感化されるわけではないけれど、何か目標をもちそれに向かって成長することが重要ですね。
<この感情は…
スポーツメーカーに勤める30歳、多和田聡子は夜の公園で美しい少年、早見真修に出会う。元恋人からの残酷な仕打ち、家族からの無関心。それぞれの孤独を抱えた2人が、互いを必要としていく。>
言わずとしれた、
ショタ路線の教科書的な存在です。
嘘です。
逆紫式部的な要素は無く、純粋にどこか不安定な真修を手助けすることによって、自分の孤独感を紛らわしたり、自己肯定感に繋げようとする不器用なお話です。
歳の差あるあるの背徳感や気持ち悪さがない、、、
きっとこれが愛の力なのでしょう。(恋愛の愛ではない)
真修がここまで美少年である必要は感じないけれど、成長期の少年が真っ直ぐ伸びていく姿が美少年感と相まってさらに輝かしくみえます。同世代だと気がつかない、若さのキラキラを真修の見た目が増長させている感じです。
本当に、ショタコンの担当さんはいい仕事をしていらっしゃる。
若者と緑の成長は眩しいな
盆栽の新しい仲間が欲しい。
買いに行きたいなー(T ^ T)
【POP34枚目】マンガ大賞③「官能先生 吉田基已」
本日も雑談なし。
「官能先生 吉田基已」全3巻(連載中)イブニング
<妄想と文学は紙一重。
ある夏の日、偶然引き寄せられた小説家と謎の美女。そこから一人が紡ぎだす。
文学とは何か。運命とは何か。この燃え上がる熱量は何か。
いや、そんな高尚なものでは‥‥>
マンガ大賞の候補作に挙がっているではありませんか。
これも1巻から追っかけている作品です。
面白すぎて作者の作品全買いした。結果これが一番でした~
年に1回出るかでないかというのが辛い。
時代は昭和初めくらいの昭和ロマンが漂う感じ。
トーンが1種類しか使われておらず、あとは影とかけ網とベタくらいで書かれている(多分)。その雰囲気がとても印象的でイズム感。
なにはともあれ、雪乃ちゃんが可愛い。そしてお色気満点。
何がこんなにいいのだろうか考えてみた。
ナイスバディがいいのか。
斜め上から見たときの、長いまつ毛の影がかかった顔がいいのか。
それとも釣り目気味のツンツン80%具合がいいのか。
総じて、魅力的な女の子に対して妄想をかきたてる作家の話。
今後どうなるのか楽しみにしている作品。
ちなみに
私もライスカレー大好きです。
【POP33枚目】マンガ大賞2020②「スキップとローファー 高松美咲」
本日も雑談なし。
というか、家から出なさ過ぎて何も考えることがない。
「スキップとローファー 高松美咲」全3巻(連載中)アフタヌーン
<癖が強い系の上京ガール。
岩倉美津未は入学を機に、地方から上京。勉強はできるものの、過疎地育ちゆえに同世代とのコミュニケ―ションの経験が乏しい。そのうえちょっと天然で、慣れない都会の高校はなかなか難しい。だけどまっすぐで真っ白な存在感が、本人も気づかないうちにクラスメイトをハッピーにしていく。>
マンガ大賞3位入賞!これは1巻から追っかけていた!
スクールカーストをぶち壊す話。
都会と地方のコミュニケーションは、「特に仲の良い関係を築くか」「誰とでも関係を築けるか」が違うように思う。
早い話、都会は自分に近い輪に入りコミュニケーションをとる。だからこそその輪が集団のどの位置にいるのかが重要と思ってしまいがち。
それに対して、地方(人が少ないところは)は、全体と仲良くなる。多少仲の良さに優劣はあるのかもしれないけれど、分け隔てなく友達になれればOK。浮かないことが重要。
そんな暗黙の了解をぶち壊すのが、良い意味で空気がよめないみつみちゃん。
憎めない雰囲気で臆さないからいつの間にかみんなも引きずられている。
一番最初に仲良くなった相手がスクールカースト最上位だったのが追い風なのだろうけど。
(そこは漫画ですか、多少ご都合主義で)
温かい雰囲気の漫画。おすすめです。
先日紹介したブルーピリオドもスクールカーストがやや関与していたけれど、主人公が似ているようで正反対な感じで面白い。
空気を読みまくって分け隔てない関係を築く八虎と
若干空気は読まずに分け隔てない関係を築くみつみちゃん。
意外にも周りから影響を受けて変わっていく八虎と
己の確固たるものがあり周りに影響を与えて変えていくみつみちゃん。
マンガ大賞1位と3位にランクインしているのは、みんな似たり寄ったりの悩みを抱えているということですかね?
どちらも違ってそれが良い。
インドアライフのお供にいかがでしょうか?
【POP31枚目】名前を付けると急にいとおしく感じるあれ「青の花 器の森 児玉ユキ」
そのうち丁度良い棚を入手し‥‥快適な環境にしてあげたい‥‥
そしてゆくゆくは仲間を増やし…夢は膨らむ。
それはまさにThe女子が好きそうな生活。
無印のようなMHL.のような雰囲気が漂い、
シンプルでこだわりが詰まっている感じです。
こりゃ充実してそうな感じですわ。
みんな観葉植物を育てている。不思議。自宅に観葉植物と花がある。
素敵女子は植物を鑑賞しているのだと思い、購入に至りました。
(初心者が難易度高い子育てたらかわいそうだしね☆)
<器に魅せられた男女が出合い、大人の恋が動き出す。
波佐見焼きの窯で絵付けの仕事をしている青子。その窯に、海外で作陶していたという龍生がやってきた。不愛想で人を寄せ付けない龍生に「絵付けされた器に興味ない」と言われ、自分の生き方まで否定された気持ちの青子だが、反発しながらも龍生の器に惹かれる>
まず単純に絵付けのされた焼き物の世界が興味深いです。
波佐見焼は特殊とのことなので、一般的な工程とは異なるのかもしれないけど
様々な専門職が協力しあって作ってるんだなと改めて知る。
その他、キャラクターたちの動きも無理のない感じで、素直に応援したくなる。
“互い”の仕事に対するリスペクトが良い関係を築いているなー
と安心してみていられます。
良い長い関係を築くには、互いのリスペクトの気持ちが必須らしい。
片方の気持ちだけではいつか破綻するそうです。
毎日ちゃんと愛でるから大きくおなり!
【POP32枚目】祝:マンガ大賞2020「ブルーピリオド 山口つばさ」
本日は雑談なし。
「ブルーピリオド 山口つばさ」全7巻(連載中)アフタヌーン
<スポコン受験物語
成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、
何処か空虚な焦燥感を感じて生きる高校生、矢口八虎。ある日一枚の絵に心を奪われる。その衝撃は、八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術に身を投じていく。美術の蘊蓄満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根>
本屋さん大賞になっているのを見てから読みました~
絵面に圧倒される。
実際に美大生の絵を使用しているようで、様々な作品が漫画の中に出てきます。
今まで美術の漫画はたくさん読んできたけど、作品を注目してみることはあまりなかったです。おそらく作品に焦点を当てているものがなかったのではないかと思います。
その点、こちらは作品として作られたものが出てくるから、世界観に圧倒される。
これ、どうして思いつくの?感が強い。(もちろんいい意味で!)
他にも主人公が良い。
スクールカースト上位のキャラって、鼻につくかんじ(私の性格の問題ですが)があるのですが、空気読みまくって努力してスクールカースト上位を維持している感がリアルでよい。優雅なカルガモも水面下では必死的な。
良い意味で素直に、みんなの影響を受けて主人公の世界が広がっていくのが見てて応援したくなる作品です。
ただ一つ思うことは、
受験合格がゴールになると、燃え尽き症候群になりやすい。
入ってから何をしたいのか、自分はどこを目指すのかが重要になって、結局壁にぶつかる。
ハチクロの竹本君みたいに、自分探しに出ることになる(笑
特に美大は就職するか、自分の芸術を続けるのかで分かれるって聞くしね。
好感度MAXの八虎があまり苦しませんように!!!!
とりあえず、今週末から首都圏はえらいことになっています。
外出しづらいので、是非こちらを読んでみてはいかがでしょうか。
コロナが片付いたころに、美術館に行ってみよ~~~っと。
秋ごろになるかもしれないけど、芸術の秋にはちょうど良い。
【POP30枚目】タラタラしてたら歯が欠けた話「シンデレラティース 坂木司」
前回のお題で書き損ねた話。
ホワイトデーに夫よりこちらの品物を頂きました。
Doltz(ドルツ) EW-DJ72-W [ジェットウォッシャー (白)]
こちらが贈られたのには悲しい経緯がありました。
その日、自宅にてリラックスしながらおやつを食しておりました。
そんな時、ガリっと何かを噛んだのです。
何か混じっていたかな~と気にしなかったのですが、どうもガリガリする。
確認してみるとエナメル質のかけらでした。
そう、ご察しの通り、歯が欠けていました。
慌てて歯科にかかったところ、
神経は傷ついていないものの奥歯が半ばからかけているとのこと。
その他、治療済みの歯の虫歯や歯茎の下がり、歯のすり減りなどを指摘され、
長い長い治療に踏み出すことになりました。
特に注意されたのが歯茎の下がりで、どうやら歯間ブラシは必須らしい。
歯磨き指導の結果、工程は全部で5工程。
「歯磨き」→「歯茎のマッサージ」→「フロス」→「歯間ブラシ」→「マウスウォッシュ」
いやいやいやいや、何分かけんねん。
1日3回したら1.5時間。
1日1回でも0.5時間。
1か月続けたら45時間。
1回でも22.5時間。
1か月で1日まるまる歯磨きしていることに。
タラタラしてんじゃねーよ(コストコサイズ)をかじってただけなのに…
こんな現実と向き合うことに嘆き悲しみました。もう二度と食べない。
3日後、こちらの品物を頂いた次第です。
バレンタインデーのお返し。
夢も希望もロマンスもないですが、実用的です。
歯間ブラシ、歯茎のマッサージ、フロス、マウスウォッシュの代わりを担ってくれます。
所要時間5分で歯がピカピカです。
若干大きく、狭い洗面台には存在感強めですが、歯間ブラシが苦手な方にはお勧めします。
どうぞ長い治療に踏み出す前に、こちらをお試しくださいませ。
「シンデレラティース 坂木司」
<サキは大学2年生。長い長い夏休みに向けて、アルバイトをすることに。
歯医者が大嫌いなのに、周りに流されバイトはデンタルクリニックの受付をすることに。個性豊かなクリニックのスタッフと、訪れる患者さんがそれぞれに抱えている小さいけれど大きな秘密。都心のオフィスビルの一室で、サキの忘れられない夏が始まる。>
坂木司作品は大好きなので発刊されている作品は全部読みました。
その魅力は、POPなミステリーで読みやすい点ですね。
またキャラクターの個性が立っており、そのあたりも読みやすい理由の一つかもしれません。なんか”人間臭い”というか、まぁ人間の話なんですが、悩みがリアルで共感する感じ。
その中でも、この作品はお勧めです。
当然、上記のポイントは当てはまり、
医院での出来事が身近であるあると思ってしまいます。
またキャラクターもよい。
主人公は周りの人に可愛い可愛いされているタイプなのですが、
ただ甘やかすだけでなく成長を促すアドバイスをしてくれる職場の人や
アドバイスに真摯に向き合う主人公の素直さに好感が持てます。
嫌な態度の患者さんも、嫌な患者で終わるのではなく、
何故そのような態度をとるのか?理由は?本当の悩みは何なのか?
といったミステリーなので、自分を顧みたりする面白さもあります。
ぜひぜひ読んで欲しい作品です。
※ミステリ好きには物足りないかもしれません。
※坂木司作品は、人間の深層心理に突っ込みまくったオドロオドロしい作品がたまにまじっているのでご注意ください☆こちらは爽やかな作品です。
ちなみに私の奥歯はまだかけたままです。いつ治療が進むのでしょうか?
そろそろクリーニングは十分かと思います。
歯科が苦手理由の一つは、無駄に治療期間が長いことです。
説明は受けているのですが、理解しきれていないのか無駄に感じてしまう。
いつ治療終了を目指しているのか、治療プランを共有して欲しいこの頃です。
【小休止】物は言いよう、タイムイズマネー
忘れられない仕事があります。
仕事というか、先輩の言葉。
「なぜ嫌がるのかわからない。これだけ多くの人に自分の話を聞いてもらえるのに。通常、顧客に時間をもらうためにどれだけの労力が必要か考えてみな」
100名ほどの顧客に対して、10分の製品プレゼンをしたときの言葉でした。
チームで主催する会にて、製品プレゼンの時間をもらえることになりました。
顧客100人はチームメンバーのそれぞれの顧客の集まりで、チームのだれがプレゼンするか打ち合わせされたところ、
一番下っ端だった自分に白羽の矢が立ちました。
完全に押し付け。
自分の担当ではない大きい顧客もいる中、責任重大でビビっていました。
そんな時に先輩に言われた次第です。
「あの大きい顧客に製品を紹介する時間を10分もらうには、俺はどれだけの時間と労力をかけていると思う?それなのに、何もしないで時間をもらえるなんてすごいと思わないか?お前の顧客にも一気に紹介できるんだぞ?いい経験だ、楽しんでこい!」
あっは~ん
物は言いよう。それこそ先輩がしたほうがいいやんけー
と、思いはしたものの、おっしゃる通り。
私ごときがそれだけ多くの人に、時間をもらえるなんてありがたいお話です。
激励をいただく前から必死に練習していましたが、会の開会ぎりぎりまで練習し、先輩にもたくさんお付き合いいただきました。
おかげで今でも助かっています。
対象者が多いプレゼンでも、これだけ多くの人に時間をいただけてありがたいと思うと気持ちが高まります。
ありがとうございます。先輩。
プレゼン後日談ですが、先輩はある顧客から
「君のところは意外に体育会系だな。
プレゼンしていた彼女、ほぼマイク使ってなかったよ。地声で頑張っていたな(爆笑」
と盛り上がったそうな。
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